女性の【PMS(月経前症候群)】について。

PMS(月経前症候群)。
※PMS:Premenstual Syndrome
皆さんはこの言葉、聞いたことあるでしょうか。
男性と女性では生理習慣に違いがあるため、
女性はこの記事を読むと、共感できる部分が多いかもしれません。
ですが、男性からすれば「全く分からずに今まで接していた」と言う方もかなり多いと思います。
実は私もそうで、恋人がこの症状が起きているのに、
間違った対応をしてしまっていました。
こちらの記事では女性の生理前〜生理中の間に、
どのような辛さや悩みがあるのか、その特徴を解説していきます。
女性は自分自身のことを知るためにもちろん、
男性はパートナーや仲間のために知っておき、
関係性をしっかりと保てるようなお互いの配慮ができるようにしましょう。
PMS(月経前症候群)について。

実は、このPMS(月経前症候群とは)なかなか認知されていません。
そして、女性自身も自覚のないまま発症していることが多々あります。
それくらいに自然と起きるものなので、
男性も名前はもちろん、その症状について知識のある方は少ないです。
ですが男女問わず、社会人である以上しっかりと知識を持っておくべきです。
項目に沿ってPMS(月経前症候群)とはどのようなものなのか、
しっかりと理解していきましょう。
PMS(月経前症候群)とは。

PMS(月経前症候群)とは、女性の生理3〜10日前位に起きる身体的・精神的な症状の総称です。
月経のある女性の7割以上に症状があると言われ、
かなりの確率でPMSの症状が発生していることがわかります。
皆さんが知っていることであれば、
- イライラしてしまう
- 情緒不安定
- 過食をしたり、甘いものを食べたくなる。
などが有名です。
これらもPMS(月経前症候群)の症状の一種になります。
これらの症状が生理前に現れるようになり、
生理の始まりとともに、これらの症状が弱まり消えていきます。
多くの女性が生理前に抱えている問題ですが、日本では名前や症状については認知度が低いです。
PMS(月経前症候群)の症状。

PMSには多くの症状が存在しています。
その数は200種類以上の症状があると言われるほど。
そんなPMSの症状ですが、精神的な症状と身体的な症状で分かれます。
精神的な症状と身体的な症状について確認されている代表的な症状を知っておきましょう。
PMSにおける「精神的な症状」とは主に、発症時の心の変化やそれに伴う行動の変化を指します。
それに対し「身体的な症状」とは主に、PMSの影響における体質・体調の変化、乱れを指します。
まず「精神的な症状」に多いとされるのは下記のとおりです。
- イライラする
- 泣きたくなる
- 不安になる
- 情緒不安定になる
- 憂鬱な気分になる
- 落ち着かない
- 周囲に八つ当たりしてしまう
- 集中ができない
- ぼーっとする
- 攻撃的になる
- 自己否定的になる
次に、「身体的な症状」で多いとされるものは下記の通りです。
- 肌荒れ、ニキビ
- 眠気や不眠
- 乳房のはり、痛み
- 疲れ、だるさ
- 頭痛、腰痛、腹痛
- むくみ
- のぼせ
- 体重の増加
それぞれこのような症状が挙げられます。
症状の量や、その内容に驚く方も多いのではないのでしょうか。
代表例を見ただけでPMSの辛さがわかりますよね。
実はこれらの症状を持った状態で、女性は日常生活や仕事をしていたりします。
またこれらには、症状の出る人、出ない人。
症状が軽い人、重い人が存在し、その原因も多岐にわたります。
PMS(月経前症候群)の症状には個人差がある。

前の項目でPMS(月経前症候群)症状で代表的なものを紹介しました。
ですが実際には、このPMS(月経前症候群)には個人差があり、あまり症状がなかったり、
さらに辛い症状があったりと様々です。
かなり強い症状の方では、毎月生理前時期になると、
「死にたい。」や「消えてしまいたい。」と、
なんのきっかけもなく急に発言してしまったりしてしまうのです。
これらも生理が始まれば「私は何をしていたんだろう。」と症状が治っていきますが、
パートナーや周囲の方はPMS(月経前症候群)の存在を知らなければ、
多くの方がその女性に対して勘違いをしてしまうでしょう。
実際に私も恋人が毎月のように「急な別れ話」や「死にたい」等の発言に驚いて、
間違った対応をしてしまっていました。
紹介した主な症状以外にも様々な症状が、
個人差のある形で現れるということを覚えておきましょう。
年代によっても症状は変わる。

年代によっても症状は変化します。
20代では乳房のはりや下腹部痛、頭痛などの身体的な症状が出やすいです
30代では20代の症状に加え、
精神的に不安になる、攻撃的になる等の精神的な症状が顕著に現れやすいです。
特に30代ではPMSを「30代中期症候群」というほどPMSの症状に悩まされる人も多いです。
現代の20〜30代では、仕事と家庭の両立をする中で、どうしてもストレスが溜まりやすい時期。
それらのストレスによってPMSの症状が悪化するなどの悪循環に注意したいところです。
もちろん20代で精神的な症状が出る場合も多く、
症状の内容や重さは個人差があるということは変わりません。
出産経験も症状に影響する。

実は出産経験の有無もPMSの症状に影響します。
一般的に出産経験のある女性の方が、
イライラする、自己否定的になる、憂鬱になる等の精神的な症状が出やすいです。
出産経験のない女性は、
乳房のはり、頭痛・腹痛などの身体的な症状が多いです。
女性は妊娠や出産などの有無に応じてホルモンの影響を受け、身体・精神に大きな変化が起こります。
その身体的、精神的な変化によってPMSで起きる症状も大きく変化するのです。
自覚がない場合が多い。

このPMS(月経前症候群)には、症状が現れることに対して自覚がない場合も多いです。
事前に生理前には「このような症状が出る」
と知識はあっても、その症状が起きているという自覚を持てる人はなかなかいません。
ですので、自分でもわからない内に八つ当たりしてしまったりしてしまいます。
その後に、自分がしてしまったことに落ち込んでしまうことも多いのです。
この症状に気付くのはほとんどが生理が始まったタイミングで、物凄い罪悪感を持ってしまいます。
ですので、生理時期やPMSについての知識を持ち、事前にそれらを軽減する措置をすることや、
パートナーや周囲の人にそれらの知識を持ってもらうことは重要です。
男性だから関係がないという訳ではありません。
自分の大切な人がそのような状態になった時に、
しっかりとした対応ができるように男性も準備しておくことが大切です。
PMSの症状が重くなりやすい状態とは。

PMSの症状はその環境、性格や食生活、体質・体調によって症状の重さが変化しやすいです。
以下のような場合には症状が重くなることが多いと言われています。
これに当てはまる場合はいま一度、自分の環境を見つめ直してみましょう。
ストレス
環境の変化や仕事による疲労や緊張等が続き、
ストレスが溜まっているとPMSの症状は重くなります。
特に家庭を持ったり、子育てをしていたりと仕事の両立をする女性が増える中で、
20代〜40代では悪循環に陥りやすい環境になりやすいです。
食生活
バランスの悪い食生活で一部の栄養が不足すると、
変化している精神や身体に悪影響を及ぼしやすく、
症状が悪化しやすくなります。
嗜好品
タバコを吸ったり、お酒が大好き、カフェイン飲料をよく飲むという方は症状が重くなりやすいです。
「嗜好品をやめる」というのは難しい選択肢になりますが、もし自分の症状が強いと思ったら、
これらの我慢をできる範囲で取り組むのは有効な手段になります。
性格
真面目な人、几帳面な人、負けず嫌いだったりストイックな人は注意が必要。
PMSの症状が出やすい傾向にあります。
これらは性格に関わる部分ですので、
変えることはできませんが、
原因の一つとして考えられるということを覚えておきましょう。
自律神経・体力の低下
病気などで免疫力が低下している場合や、自律神経の乱れがあるとPMSの症状は重くなります。
運動不足やタバコ、偏った食生活によって自律神経や体力の低下につながります。
適度な運動や栄養バランスの整った食生活で、日頃から免疫力や病気の対策に取り組んでみましょう。
PMSに似ている別の疾患。

PMSとは女性の誰にでも起こり得る疾患で、
様々な症状と個人差があるということは説明しました。
ですが、実はこのPMSに似ている症状で、区別されている疾患もあります。
自分や大切な人がこれらに当てはまっていないか、確認してみましょう。
PMSに似た疾患には、以下のようなものがあります。
月経困難症
寝込んでしまうほどに生理中にお腹が痛い、
下痢や吐き気などで日常生活が送れないほどの不調を感じる場合。
生理中の症状は「月経困難症」と呼ばれ、
生理前の症状の「PMS」とは区別されます。
月経前不快気分障害(PMDD)
PMSの症状の中でも精神的な症状が重く、
自制することが困難であり、
日常生活が全く送れないほど深刻な場合は、
PMDD(月経前不快気分障害)と呼ばれ、PMSとは区別されます。
簡潔にいうと「PMSよりひどい症状の疾患」です。
国内女性の約1.2%がPMDDだと言われています。
※PMDD:Premenstrual Dysphoric Disorder
更年期障害
45〜55歳ごろの女性に見られるのが特徴で、
のぼせ等のような身体的な症状が見られ、PMSと似たような症状が見られます。
そのため、更年期障害とPMSは区別しにくい疾患です。
PMS(月経前症候群)の原因。

女性の生理前に様々な症状を引き起こすPMS、
実はそのメカニズムというのは、現在もはっきりとはわかっていません。
有力な説としては、
排卵後の「黄体期(おうたいき)」に分泌される
女性ホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」
の急激な変動が関わっているという説があります。
<排卵後、月経が始まるまでの時期。 月経周期の後半にあたる。 卵巣では、卵子を放出した後の卵胞が黄体に変化する。 子宮では、黄体から分泌されるプロゲステロンやエストロゲンの作用によって、子宮内膜が厚みを増し、粘液を分泌して受精卵が着床できる状態になる。>Googleより引用
PMSの症状を引き起こす2つの女性ホルモン。
女性の生理前には、体内で排卵が行われます。
この排卵を機に変動する2つの女性ホルモンが
影響して、PMSの症状を引き起こしているようです。
その女性ホルモンが、
「黄体ホルモン(別名:プロゲステロン)」と「卵胞ホルモン(別名:エストロゲン)」です。
少し耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
この2つの女性ホルモンが原因でPMSの症状が引き起こされていると言われていますが、
これらホルモンは決して悪いホルモンではありません。
それぞれ下記のような重要な役割を持っています。
- 子宮内膜の厚さを維持し、着床しやすい環境にする。
- 妊娠中の状態を安定させる。
- 体内の水分を保持する。
- 食欲を増進させる。
- 基礎体温を上げる。
etc…
以上のように「妊娠をできる状態を作る・維持するホルモン」が「黄体ホルモン」です。
- 乳房や子宮を発達させ、女性らしい体づくりをする。
- 子宮内膜を厚くする。
- 自律神経のバランスを整える。
- 骨や皮膚、脳の働きに大きく関与する。
etc…
以上のように、「女性らしい体づくりをするために必要なホルモン」が「卵胞ホルモン」です。
どちらのホルモンも女性の体を健康に維持するために必要なホルモンであると言えます。
これらのホルモンが排卵に影響され、
生理前の時期に不安定になるのが原因だと考えられています。
もっと詳しく原因を知りたい方は、こちらの記事を見てみてください。
PMSに症状の違いや個人差があるのはなぜ?

前の項目で解説した黄体期に分泌されるホルモンは様々な現象を誘発します。
身体的な症状で説明すると、
ホルモンの働きで水分が排出されずらくなると
「むくみ」の原因に。
それが起きる部位によって、頭痛や乳房の痛みに変化します。
水分がたまってしまうと、体全体がだるく感じてしまいます。
精神的な症状で説明すると、
ホルモンの働きで脳内の「セロトニン」
という物質が不足すると、
うつ症状やネガティブ思考という「精神の不安定」につながります。
PMSの症状で紹介した、
「不安になる」「憂鬱になる」等の症状です。
また、生理前は「インスリン(血糖値を下げるホルモン)」の効果が低下し、
血糖値を上げるため、普段より多くの「インスリン」を必要します。
その影響で、
食事から時間の経過で低血糖を生じやすくなり、
過食や強い眠気、甘いものが食べたくなるという症状につながります。
ただでさえデリケートな女性の身体や精神状態に、
ホルモンの分泌の影響を受けて、
その人の体質や体調によって、200種類以上の症状が現れてしまうのです。
PMSに悩まされる年代。

PMSに悩まされるのは20〜40代が多いです。
20〜40代というと、
人生の中でも仕事を始める時期だったり、
家庭を持ったり、子育てをしたりと環境が変化することが多い年代です。
とにかく忙しく、
ストレスも溜まりやすい時期ですよね。
そのため、普段のストレスに並行してPMSの症状も合わさり、
悪循環が起きやすいです。
恋人や家族、職場の相談できる仲間などに理解してもらえれば、それらを軽減しやすく、
無理のない生活をすることができます。
また、症状が重く、相談できる人が身近にいない場合は、病院やクリニックで相談をしてみましょう。
1人で考えてしまっては、ただでさえ情緒が不安定であるのに、
非常に辛い状態を我慢しなくてはならなくなります。
そのためにも、こういった女性の症状や時期について知識を、
女性以外にもなるべく知ってもらいたいものです。
PMS(月経前症候群)の対処法。

生理前に起きる不快な症状「PMS」。
もしこれを自覚できた場合には、どのようにすれば症状の軽減ができるのでしょうか。
実はPMSを自覚しても何の対処もしていない人が、約60%いるということがわかっています。
多くの人がPMSについて対処していないことがわかります。
これには実際、
「PMSを自覚しても何をすればいいかわからない。」という人も多いのかもしれません。
PMSの対処は症状の種類が多く、どれが正解なのかというのは、なかなか自分ではわかりません。
でも少しでも軽減できるように、
どのような対処法があるのか把握して、
自分にあった対処法を試してみましょう。
PMSを軽減させる食事。

PMSの症状を緩和させるには、
まず、食事を見直してみましょう。
肉体的な影響はもちろん、精神的にも影響は大きいものです。
食べ物の選び方や、食べ方等を工夫してPMSの症状が軽減できるように取り組んでみましょう。
食欲増進やイライラする場合。

生理前の食欲の増進やイライラは血糖値の変化が関係している場合があります。
食欲増進やイライラと怒りっぽくなる場合は、
「血糖値をゆっくり上げて感情の安定」を図りましょう。
血糖値の低下は、食欲の極度の増進や、精神的に不安定な症状を悪化させてしまいます。
ですがそのために血糖値を急激に上げてしまうと、その後急降下して悪循環に陥る可能性もあります。
もしも必要以上な食欲や、イライラを感じた場合には、次のような対処法を試してみましょう。
【対策1】血糖値が急激に上昇する食品を避ける。
血糖値が急激に上昇すると、その後に急降下して体が低血糖であると勘違いし、
必要以上の食欲増進、イライラする、甘いものを食べたくなるといった症状を引き起こします。
そんな血糖値を急激に上げてしまう食品の代表例は、次のとおりです。
- 砂糖
- チョコレート
- 果物
- ケーキ
上記のような「単一炭水化物」の含まれるものは、PMSの症状が収まるまで摂取を避けましょう。
どうしてもという場合は、
- 砂糖は未精製のものを
- チョコレートは砂糖が少なく、カカオが多めのものを
といった、なるべく症状の軽減を考えたものを選ぶと良いでしょう。
精製されている砂糖は、体に吸収されやすいため血糖値が急激に上昇します。
それを防ぐためにも、
急激な血糖値の上昇をさせる「精製された砂糖」等の摂取はできるだけ避けましょう。
また、果物も体には良いイメージですが、糖分が多いのでなるべく控えるのがおすすめです。
【対策2】消化時間が長く、血糖値を緩やかに上昇させる食品を摂取する。
【対策1】でお話しした通り急激な血糖値の上昇は、血糖値の急降下を引き起こします。
それを防ぐために、なるべく血糖値の上昇が緩やかであるものを摂取するのがオススメです。
血糖値の上昇が緩やかな食品は、「体への吸収が遅い」「消化時間の長い」ものです。
消化に時間をかけ、緩やかな血糖値の上昇を期待できる食品は、でんぷんを含む穀物類や豆類、いも類などの「複合炭水化物」を含むものになります。
普段の食生活の中で例えると、
- 白米で言えば、玄米にしてみる。
- 砂糖で言えば、てんさい糖やきび砂糖等の未精製のものに変えてみる。
- パンで言えば全粒粉を使用したものにしてみる。
上記のように、
なるべく消化に時間がかかり、
体に糖分が吸収されるのがゆっくりであるものを選んでみましょう。
急激な血糖値の上昇を抑えることで、
血糖値が安定し、糖分不足のような症状が出にくくなります。
【対策3】食事を4〜6回に小分けしてとる。
1日の3回ではなく、食事を4〜6回に小分けしてとる。
1回あたりの食事量を減らし、食事の回数を普段より増やすことで、
血糖値の変化をなるべく少なく、緩やかにすることができます。
情緒不安定が気になる場合。

生理前の情緒不安定は、神経が緊張・興奮している可能性があります。
その他にもホルモンバランスの乱れが原因の場合もあります。
そのような症状が出ている場合は、
神経の緊張・興奮等引き起こさない食品や飲料、
ホルモンバランスを整える食品を選ぶことが大切です。
神経やホルモンバランスを整え、リラックスしたいという場合には、
こちらの対策を参考にしてみてください。
【対策1】アルコールやカフェインの含まれている食品・飲料を避ける。
アルコールやカフェインには、興奮作用があり、
「精神的な不調を促進する可能性」があります。
アルコールやカフェインが含まれているものは、以下の通りです。
- お酒
- コーヒー
- 栄養ドリンク
- 紅茶
- 日本茶
- チョコレート
- エナジードリンク
これらが当てはまるでしょう。
自分の症状が気になる方は、摂取を控えてみましょう。
【対策2】ビタミンやカルシウム、マグネシウムを摂取する。
ビタミンやカルシウム、マグネシウムには、
「イライラ」・「情緒不安定」を和らげる効果があります。
その他にも神経伝達物質の代謝に関与しています。
これらの症状の軽減には、ビタミンの中でもビタミン(A、B6、C、E)特に大事です。
そしてこのビタミンやミネラル類(カルシウム、マグネシウム)を多く含む食品は、
以下のようなものがあります。
- 豆類(豆腐、納豆、味噌)
- 魚類(カツオ、マグロ、イワシ、さば)←ビタミンB6
- 肉類(レバー、鶏肉)←ビタミンB6
- 緑黄色野菜(人参、カボチャ、ほうれん草)←ビタミンA,C
- 海藻類(わかめ、ひじき、昆布)
- 植物油(オリーブオイル、大豆油)←ビタミンE
- ナッツ類(アーモンド、落花生、ごま)←ビタミンE
- 未精製の穀物類(玄米、そば、小麦はい芽)
- その他果物(バナナ)←ビタミンB6
- ブロッコリー ←ビタミンE
これらを摂取することによって、症状の軽減を期待できます。
できるだけ、食事の中に取り入れてみましょう。
【対策3】大豆イソフラボンを摂取する。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同じような働きをするポリフェノールの一種です。
イソフラボンには「女性ホルモン調節作用」があり、
ホルモンの変動を和らげる働きがあるとされています。
そんなイソフラボンが含まれている食品には、次のようなものがあります。
- 豆腐
- 納豆
- 豆乳
など、これらの大豆製品に含まれています。
豆乳に関しては、日頃の生活の中で摂取しやすい飲み物ですので、
ぜひ取り入れてみましょう。
また、このイソフラボンの摂取によって、
PMSの頭痛や乳房の張りに改善が見られた例も報告があるそうです。
情緒不安定に対しての対策だけでなくPMS全体の症状の改善に期待ができそうです。
頭痛や腰痛、むくみが気になる場合。

身体的な症状である、頭痛や腰痛、むくみはPMSの代表的な症状です。
それらの原因となるものをなるべく取り除き、
それらに効果のある食べ物を選択することで症状が軽減に期待できます。
ホルモンバランスの影響で代謝に悪影響を及ぼしている可能性がありますので、
その代謝を促すために効果的な食べ物を選んでいきましょう。
【対策1】利尿作用のある食べ物を摂取する。
利尿作用といえばカフェインが有名ですが、
カフェインはPMSでは悪影響の方が大きいです。
そのため、他に利尿作用のあるものでビタミンEを含む食べ物を摂取するようにしましょう。
ビタミンEを含む食べ物には次のようなものがあります。
- ナッツ類(アーモンド、落花生、ごま)
- 全粒粉を含む食品(パンなど)
- 木の実(銀杏など)
これらの食品になります。
この中で手軽に摂取しやすいのはナッツ類でしょう。
積極的に摂取して、代謝を促していきましょう。
またビタミンEが豊富な「銀杏」ですが、
こちらは過剰な摂取をすると銀杏中毒が発生してしまうため、
つまむ程度に食べるようにしましょう。
【対策2】塩分の過剰な摂取を控える。
ナトリウム(塩分)には、
体内の水分バランス整える役割があります。
水分を保持しながら細胞外液量、循環血液量を維持し、血圧の調整をしています。
このナトリウムを過剰摂取すると、この液量が増大し血圧が上がったり、むくみが生じてしまいます。
普段の生活からも意識する必要がある塩分ですが、
PMSの症状が気になる場合には、普段よりも摂取を控える心がけをしましょう。
【対策3】アルコールを控える。
アルコールは血管の拡張し、静脈やリンパによる水分処理が間に合わなくなり、
むくみなどの原因になります。
また、アルコールが分解されたアセトアルデヒドには毒性があります。
普段の体調であればそれを無害な酢酸に分解し排出することができますが、
PMSの症状がある場合は、それをスムーズに行うことができなくなります。
その結果、頭痛などの原因になりますので、
なるべくPMSの症状がある場合は摂取を控えましょう。
【対策4】添加物の摂取を控える。
加工食品などに多く含まれる添加物も、
PMSの症状を悪化させます。
普段の生活でもなるべく避けるべき添加物ですが、
PMSの症状を軽減するためにも、
生理前の摂取は避けるようにしましょう。
PMSの症状を軽減する食べ物(まとめ)
こちらにPMSの症状改善に期待ができる食品をまとめておきます。
- 大豆イソフラボンを含む食品(豆乳、豆腐などの大豆製品)
- ビタミンB6を含む食べ物(魚類、肉類、バナナなど)
- ビタミンA、Cを含む食べ物(緑黄色野菜)
- ビタミンEを含む食べ物(ナッツ類、植物油脂、ブロッコリー)
- 血糖値を緩やかに上昇させる食品(玄米、未精製の砂糖、全粒粉のパン)
- 未精製の穀物類(玄米、そば、小麦はい芽)
- 海藻類(わかめ、ひじき、昆布)
- その他の食べ物(牛乳、ヨーグルト、卵等)
もしも症状が気になる方がいましたら、
これらの食品を積極的に、食事に取り入れてみましょう。
PMSの症状を悪化させる食べ物(まとめ)
こちらにPMSの症状の悪化につながる食品をまとめておきます。
- 興奮作用のあるもの(カフェインを含む飲料、アルコール類、お茶など)
- 血糖値を急激に上昇させる食品(砂糖、チョコレート、果物、ケーキなど)
- 塩分の多い食品
- 添加物の多い加工食品(ベーコン、ハム、スナック菓子など)
PMSの症状を軽減させたい場合は、
これらの摂取を控えることで改善が期待できます。
PMSには「低容量ピル」が効果がある。

女性ホルモンを調整する「ピル」には、
PMSに対する効果が認められています。
また、PMSによるピルの使用の場合には、
種類によって保険が適用されるようになっています。
そんなピルですが、飲み始めには副作用も報告されています。
主にこの4つの副作用が確認されています。
- 気分の落ち込み
- むくみ
- 吐き気
- 不正出血
ピルの服用により、女性ホルモンの量が変化し、
安定するまでの間にはこのような症状が起きてしまうそうです。
しかし2、3ヶ月で治ることがほとんどだそうです。
もし、他の方法でPMSへの対処が難しい場合はこの選択肢も考えておきましょう。
リラックスをする空間で軽減も。

食事やピルによる治療で、症状が軽減すると紹介しましたが、
リラックスをする空間があることでも症状が軽減することがわかっています。
以下のような方法を試してみましょう。
- 日光浴、森林浴
- 適度な運動
- お風呂にゆっくり浸かる
- アロマを活用
これらの方法で症状を軽減できている人もいます。
自分に合ったリラックスの仕方で症状の軽減を図りましょう。
働き方を変えてみる。
対処法を色々試したが、効果がない。
対処法に取り組めないという方は、
今の働き方、生き方を変えるというのも一つの手段です。
環境を変えるのは勇気が必要ですが、
今の働き方・生き方はどんどん変化しています。
PMSのことを知って、
自分に合った生き方を選択するというきっかけにしても良いのかもしれません。
これを機に視野を広げて、
自分が生きやすい・働きやすい環境に変化させていきましょう。
こちらの記事では、
これからどのように生き方が変化していくのかについて、解説しています。
PMS(月経前症候群)を理解しよう。
先述しましたが、PMSはその名前も症状も知っている人は少ないです。
男性に関しましては、PMSを知っている人は12.6%とかなり低いこともわかっています。
男女が生活しやすい暮らしを実現するためにも、
ぜひこの知識が広まって欲しいものです。
自分の大切な人のために。

実は私もこのPMS(月経前症候群)については、
名前もその症状も知らない男の1人でした。
知ったきっかけは、彼女の生理前の変化と、
彼女がPMSに関する知識を持っていたからでした。
そして、毎月のように情緒不安定になったりや別れ話をされるようになってから、
このPMSを自分で調べて詳しく知ることになりました。
すると、
こんなに苦しかったんだとか、
あの時はこういうことだったのかと、
彼女の行動に理解ができるようになりました。
大切な人を理解して、正しい対応ができるように、
このPMSの症状や対処法は理解しておいて良かったと思いました。
このブログに来た人もきっと、
彼女が心配だったり、PMSを詳しく知りたいという、
人想いな方なのでしょう。
そんな方がこれから増えていけばいいなと思っております。
仕事仲間のために。

これも私からすれば、恥ずかしい話ですが、
生理や体調不良で休む職場の女性たちをみて、
「体調管理ができてない。」とか
「甘いな。」とか思っていました。
ですがそれには、こういったPMSなどの原因、
男性には理解されずらい原因がしっかりとあったんだと、そう思えるようになりました。
正直、私の職場でもそうでしたが、
日本ではこういった職場は結構多いのではないでしょうか?
有給を使うことにすら抵抗がある社会ですよね。
こういった知識を持つことで、
職場の女性への考え方や働き方に対して、
以前のような考えを持つことは無くなりました。
男性がしっかりとこの知識を持つことで、
お互いが働きやすい社会になればな、と。
いまではそう思います。
お母さんへの感謝も。

私たちが存在しているのは、
私たちには親がいるからです。
PMSという症状がありながらも、
よく自分をここまで大切に育ててくれたな、と
これもPMSの知識を持つことでそう思うようになりました。
こんな大変な症状がある中で、
わがままで自由奔放な自分を育ててくれたことに、
今更ですが感謝しています。
お母さんも1人の女性ですから。
PMSを理解した上で接し方を考えるのも、
大切なことであると思えます。




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